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令和7年5月21日 新茶の季節を迎え、県内各産地の生産者が新茶のPRのため県庁を訪れ、知事に新茶を贈呈しました。 大分県茶業協会 副会長で冨貴茶園(豊後高田市)を営む永松紀征さんは、「今年は気温の上がり方が鈍く、春先の霜害などもありました。そのため、品質に問題はないものの、収穫量が例年より2~3割減少しています」と、今年の生産概況について説明しました。大分県茶業協会 会長で錦香園(竹田市)を営む金丸元(かなまるはじめ)さんは、「大分茶は香りがあって美味しいのが特徴です。ペットボトルではなく、ぜひ急須で入れてお茶本来の味を味わってほしいです」と、大分茶をPRしました。 新茶「おくゆたか」のかぶせ茶を試飲した佐藤知事は、「旨味があり、まろやかでとても美味しいですね。気候変動が激しい中でも、生産者の方々がいろんな工夫をされ、丹精込めてお茶を栽培されていることに敬意を表します。県としても『健康寿命日本一』を目指していますので、健康に良く美味しいお茶で、多くの方を楽しませていただきたいです」と、生産者の労をねぎらい、県産茶のさらなる発展に期待感を表しました。
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