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知事通信「ボーエン在大阪オーストラリア総領事 知事表敬について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002277309 更新日:2025年4月28日更新

令和7年4月22日

 在大阪オーストラリア総領事のマーガレット・ボーエンさんが来県し、着任のあいさつのため県庁を訪れ、知事を表敬しました。

 佐藤知事は、「大分へお越しいただきありがとうございます。ラグビーワールドカップの際には、オーストラリアの方々にたくさんお越しいただき、大変街がにぎわい、また大変すばらしい試合を堪能させていただきました。貿易面では、貴国からの鉄鉱石、石炭、LNGの輸入額が大分県だけで6000億円を超えており、日本の産業を支え、世界の経済活動に貢献されていることに、大変感謝申し上げます。今後も貴国との関係を深めていきたいと考えています。大分には別府や湯布院の温泉、臼杵の石仏などの風光明媚な場所に加え美味しいものもたくさんありますので、ぜひ何度もお越しいただければと思います」と、歓迎の意を表しました。

 ボーエンさんは、「着任し、ちょうど6か月が経ちました。私は西日本を担当していますが、大分県には来たことがなく、ぜひ来たいと思っていました。その理由は二つあり、一つはオーストラリアから別府への観光客が圧倒的に多くなっており、領事の仕事として、交通事故や病気になったオーストラリア人の対応のためです。もう一つは、個人的に戦後(第二次世界大戦後)の歴史を研究しているためです。戦後、英連邦占領軍が西日本のすべての県、大分県にも駐留しており、イギリス人やオーストラリア人の兵士が現地の女性との間に多くのこどもを作りました。私は、残された孤児についての研究をしており、今回、大分県立図書館や別府の児童養護施設『光の園(その)』、児童福祉施設『平和園』を訪ね、色々なことがわかりました。本国で、2年ほど前に、どこの国を一番信頼しているか、というアンケートを行いましたが、一番はニュージーランドで、二番が日本でした。戦後、日本とは信頼できる関係となっており、今後も友好な関係を築いていきたいと考えています。現在、大阪で万博が開催されています。知事も万博を訪れる機会がありましたら、ぜひオーストラリアパビリオンにいらしてください」と、流ちょうな日本語で今後の両国の関係強化について、期待感を表しました。

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