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令和7年3月27日 県では、福祉・介護事業所における職員のやりがいと働きやすさが両立する職場づくりを目的として、令和4年度から人材育成や職場環境の改善等の取組を積極的に行っている事業者を認証する「おおいた働きやすくやりがいのある介護の職場 認証制度」(愛称:ふくふく認証)を設け、認証取得に向けた支援研修等を行っています。この度、認証された事業者が県庁を訪れ、認証書交付式を行いました。 【認証事業者】 (1)介護(7法人) 社会福祉法人孝寿福祉会(竹田市) 社会福祉法人福寿会(日田市) 社会福祉法人龍和会(大分市) 大分県厚生農業協同組合連合会(別府市) 社会福祉法人松山会(大分市) 社会医療法人三愛会(大分市) 社会福祉法人大翔会(大分市) (2)障がい福祉(5法人) 社会福祉法人萌葱の郷(大分市) 社会福祉法人みずほ厚生センター(臼杵市) 社会福祉法人清流共生会(大分市) 社会福祉法人博愛会(大分市) 社会福祉法人みのり村(杵築市) 佐藤知事は、「日頃から、福祉の向上にご尽力いただき、感謝いたします。この制度は本県独自の制度で3年目を迎え、今年は12法人を認証させていただきました。また今回は、障がい福祉分野において、先駆的に取組を進めていただいている5法人を新たに認証させていただき、大変うれしく思っております。団塊の世代が75歳以上となる2025年を迎えており、これから介護人材の確保はますます大事なテーマとなっています。職員の皆さんが働きやすさを実感できる事業所として、今後も各分野の先頭に立ってサービスの向上、魅力の発信にご尽力していただけるようお願い申し上げます」と、認証された事業者に謝意を表すとともに、今後の取組の進展に期待感を示しました。 介護分野で認証を受けた社会医療法人三愛会の代表者は、「この度は、認証いただきありがとうございます。介護分野の就労者数は、全労働者の約6%と言われており、介護就労者の賃金が上れば経済の活性化につながるとは思いますが、なかなかそうもいきません。そのような中で、どのようにすれば働き甲斐がつくれるかを常々考えていますが、法人が職員に一方的に仕事を与えるのではなく、職員自身が法人や地域の理念をどのように達成していくかを考え、どのような制度・インフラが必要か法人と協議をしてもらい、それを法人運営に生かしていくことではないかと考えています」と、認証の喜びと今後の働き甲斐の向上に取り組む意欲を語りました。 障がい福祉の分野で認証を受けた社会福祉法人みずほ厚生センターの代表者は、「今回障がい福祉の分野で認証を受けた5法人は、介護分野での認証も既に受けています。今後ぜひ、認証法人だけの就職フェアを県でやってもらい、県全体の福祉の底上げをお願いしたいです」と、今後の人材確保に向けての期待感を語りました。
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