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令和7年3月27日 全国的な少子化の進行によりサッカーの競技人口が減少する中、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)会長の宮本恒靖さんが、各地域のサッカーを取り巻く環境の課題を把握するため来県し、関係者と県庁を訪れ、知事を表敬しました。 一般社団法人大分県サッカー協会(OFA)会長の二階堂雅士さんは、「地方は少子化等で、登録人数(チーム)が少なくなっており、大分県は全国高等学校サッカー選手権大会で、1回戦を勝てない現状があります。地域が抱えている課題を協議しながら、よい方向に改善していこうと考えています」と、大分県のサッカー人材の育成状況について話しました。 宮本恒靖さんは、日本代表が来年のサッカーワールドカップへの出場を今月20日に決めたことについて触れ、その要因について、「育成年代のトレーニング制度や、18歳以下の全国的なリーグ戦ができたことなどが今の日本代表の強さにつながっていると思います」と、述べました。 佐藤知事は、「世界で活躍する選手も増え、日本のサッカーは強くなりましたね。ワールドカップで優勝を目指すところまできているというのは、長年の積み重ねのたまものだと思います。大分県では2018年以降、日本代表の試合がされていません。地方で大きな大会を開催することが、地域のサッカー熱の拡大や、日本代表の選手層の肥厚にもつながっていくと思います」と、大分県でのサッカー日本代表戦の開催に期待感を表しました。
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