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知事通信「令和6年度 西部地区『ひとめぼれ』特A獲得知事報告について」

印刷ページの表示 ページ番号:0000227726 更新日:2025年3月19日更新

令和7年3月14日

 令和6年度「米の食味ランキング」において、大分県から出品した西部地区「ひとめぼれ」が最高ランクの“特A”を獲得したことを受け、生産者及びJAグループの関係者が県庁を訪れ、知事に報告をしました。

 「米の食味ランキング」とは、一般財団法人日本穀物検定協会が全国の代表的な銘柄の食味を「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について評価するもので、令和6年度は全143産地品種のうち39点が特Aにランキングされました。

 JAおおいた常務理事の宇都宮隆一さんは、「『ひとめぼれ』は高温に強い品種ではありませんが、化学肥料を減らし、堆肥の量を工夫して入れるなどの努力の結果、4年連続で特Aを獲得することができました。『ひとめぼれ』は、JR九州のクルーズトレイン『ななつ星 in 九州』でも採用され、好評をいただいています。今回の受賞を、米の価格向上にもつなげていきたいです」と、受賞報告をしました。玖珠九重稲作研究会 会長で「ひとめぼれ」を生産する平山千年(ちとし)さんは、「夏の高温少雨で心配をしましたが、中山間地で標高がある玖珠は、『ひとめぼれ』にとっては適地だったのだと思います。徹底した栽培管理を行った結果、このような評価をいただくことができました。米価の高騰が言われていますが、農家の所得向上につながればと思いますし、これからも安全安心な米が作れるよう、努力をしてまいります」と、特Aを獲得した喜びと今後の意気込みを語りました。

 佐藤知事は、『ひとめぼれ』を試食の後、「甘みがあって、本当においしいですね。特Aが続いているのがよくわかります。4年連続の受賞おめでとうございます。夏の高温のため、これまで西日本で高評価だったところが苦戦したと聞いています。米の価格高騰が言われていますが、消費者に有機栽培などの価値や味の良さを認めてもらい、高くてもおいしい米を食べたい人に受け入れられ、買ってもらうことが大切なのではないでしょうか」と、県産米の美味しさを称賛し、今後の更なる価値向上に期待感を表わしました。

 ひとめぼれ くすまいぞうてい しゅうごうしゃしん