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令和7年2月6日 令和 6 年 5 月に開催された第 1 回次世代バンブーアート賞で、最も優れた作品に贈られる「コフランド最優秀賞」を受賞した中臣(なかとみ)一(はじめ)さんと、「トラディション優秀賞」を受賞した近藤雅代さんが、サンフランシスコ・アジア美術館で現在開催されている受賞作品展示等について報告をするため、県庁を訪れ、知事を表敬しました。 次世代バンブーアート賞は、日本国内の若手竹工芸作家の育成を目的とした公募展です。中臣さんと近藤さんは、ともに大分県立竹工芸訓練センターを修了した県在住の竹工芸作家です。 最高賞を受賞した中臣さんは、「竹工芸は、手間暇のかかるところが外国では評価していただいていると思います。今後は海外の方にも喜んでもらえるような作品を作っていきたいです」と今後の抱負を語りました。近藤さんは、「竹工芸は、見る角度によって見え方が変わります。私は自然の風景に着想を得て、作品づくりをしています。今後は、日本伝統工芸展に出品したいです」と竹工芸の魅力や今後の目標を語りました。 佐藤知事は、「このたびはおめでとうございます。竹工芸を美術品として、もっと世界に発信していただきたきたいと思います。昨年全国豊かな海づくり大会の際、天皇・皇后両陛下に返礼品として竹工芸品を差し上げました。県としても、竹工芸品の魅力発信を続けていきたいと考えています。ますますのご活躍を期待しています」と、竹工芸の世界的な認知度の拡大に期待感を表しました。
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