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令和6年9月25日 県民に広く認知症への関心と理解を深めるための活動を行う認知症の方ご本人を、県は「大分県希望大使」に任命しています。今回新たに6名(再任3名、新任3名)に希望大使を任命するにあたり、県庁で委嘱状交付式が行われました。 令和2年度から大分県希望大使を委嘱され、3期目となる戸上(とうえ)守さんは、「認知症の方の心が安らぐよう、ピアサポート活動などに取り組んできました。また、現在国の希望大使としても活動する中で、認知症基本法に関する内閣府の会議に参加させていただきました。希望大使の仕事を通して、様々なことをさせてもらっていますので、(認知症が)悪くなるような気がしません。認知症の方にとってやさしい社会になるよう祈っています」と、自らの活動や大使としての思いを語りました。令和4年度から委嘱され、2期目となる佐藤彰さんは、「私自身認知症で苦しんだ経験から、今後認知症の方が一歩踏み出す勇気を与えられるような活動をしていきたいです」と、活動への意気込みを語りました。 佐藤知事は、「6名の皆さん、何卒よろしくお願い致します。皆さんの活動が県民の認知症への理解につながるよう期待します。どうぞ健康に留意され、ご活躍されますようお祈りします」と、今後の活動にエールを送りました。
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