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令和6年7月24日 8月1日からの令和6年度複十字シール運動の開始にあたり、大分県結核予防婦人会および結核予防会大分県支部の関係者が県庁を訪れ、知事を表敬しました。 複十字シール運動は、結核や肺がん、その他の胸部疾患をなくすための知識の啓発や予防意識の高揚を図るために、全国47都道府県において一斉に実施されている運動で、今年で73回目を数えます。 大分県結核予防婦人会 会長の水谷トシヱさんは、「令和4年度は大分県でも119名の方が結核に罹患しました。そのほとんどは65歳以上の方ですが、結核はまだまだ撲滅されていない病気です。昨年度(令和5年度)の複十字シール運動では、大分県で約213万円の募金が集まりました。今後さらにこの運動を広めていきたいので、県におかれてもご協力をお願いします」と、活動の状況や訪問の趣旨を話しました。 水谷会長から佐藤知事へ協力依頼文書を手交した後、佐藤知事は、「積極的な取組をいただきありがとうございます。コロナ禍で健康診断控え等がありましたが、結核は早期発見が必要と聞いています。大分県は結核の罹患率が高いので、できる限り協力していきます」と、県として結核罹患予防に協力する姿勢を示しました。
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