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令和6年7月1日 令和6年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰に、大分県から日野勝徳(かつのり)さんが選ばれ、去る5月8日に環境省で表彰式が行われました。このたび日野さんが県庁を訪れ、知事に受賞報告をしました。 「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰は、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」という祝日「みどりの日」の趣旨を踏まえ、自然環境の保全に関する顕著な功績があった個人(又は団体)に対し、その功績をたたえるために環境大臣が表彰を行うものです。日野さんは、長年にわたり両生類の調査研究を行い、県レッドデータブックの作成に尽力するとともに、その知見をもとに希少野生動植物の保護に助言を行うなど、大分県の自然保護行政の推進に尽力してきたことが評価され、受賞しました。 日野さんは、自身の活動を記録した冊子やカエル、サンショウウオの写真を知事に紹介し、研究の成果を説明した後、「思いがけなくこのような賞をいただき、感謝しています。これまで、大分川流域を中心に大分県内全域で、私の(中学校教員時代の)先輩や後輩と共同研究をしてきました。今後も、健康・体力の続く限り研究を続けていきたいです」と、受賞の喜びを語りました。 佐藤知事は、「長年の研究の積み重ねが今回の受賞につながったと思います。このように研究をまとめていただくことは、学術的にも意義のあることだと思いますので、今後もぜひ続けてください」と、受賞を賞賛し、今後の継続した研究に期待感を表わしました。
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