ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 知事通信 > 知事通信「『父の日に牛乳(ちち)を贈ろう! 』知事への牛乳・乳製品の贈呈について」

本文

知事通信「『父の日に牛乳(ちち)を贈ろう! 』知事への牛乳・乳製品の贈呈について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002240748 更新日:2024年6月14日更新

令和6年6月10日

 国連食糧農業機関(FAO)は牛乳への関心を高め、酪農・乳業の仕事を多くの方に知ってもらうことを目的に、6月1日を「牛乳の日」と定めており、これにちなんで日本でも毎年6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」としています。また、6月の第3日曜日が父の日であることから、「父の日に牛乳(ちち)を贈ろう」をキャッチフレーズに、消費拡大に向けたPRのため、県内の酪農生産者団体と乳業メーカーの代表らが県庁を訪れ、知事を表敬しました。

 牛乳・乳製品の需要は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後、行動制限の緩和等により徐々に回復傾向にあるものの、飼料価格の高止まりによる生産コストの大幅な上昇、子牛価格の下落などにより、酪農乳業はかつてないほど厳しい状況にあります。

 生産者団体である大分県酪農業協同組合 代表理事組合長の清末(きよすえ)健一さんは、「物価高騰や円安による輸入飼料価格の高騰による生産コスト上昇により、酪農情勢は大変厳しい状況が続いています。酪農の現状を伝え、牛乳・乳製品のもつ価値を知ってもらうため、先日、トキハわさだタウンで模擬搾乳体験や牛乳の無料配布などを行いました。また、今週日曜にもパークプレイスで同様のイベントを行う予定にしています。少しでも多くの消費者の方々に牛乳を飲んでもらいたいと思い、本日県庁にもPRに参りました」と、生乳需要拡大への意欲を示しました。

 大分県乳業協同組合理事長で乳業メーカーの有限会社古山(こやま)乳業 代表取締役の古山信介さんは、「県には、平素から小中学校の給食で提供する牛乳の乳価に対しご支援をいただき、お礼を申し上げます。学校給食で牛乳を消費する小中学生だけでなく、高校生以降の消費者にも需要喚起ため、PRしていくつもりです」と、県からの支援に対し感謝の意を伝え、今後のPR活動への意欲を表わしました。

 佐藤知事は、県産牛乳・乳製品を試飲・試食の後、「このような美味しい牛乳とヨーグルト製品を日々供給していただき、ありがとうございます。円高、飼料や燃料の高騰もあり、全国的に厳しい状況が続いている中、イベントでの需要喚起のPRはとても良いことだと思います。様々な工夫でコストを下げるなど、引き続きご尽力をお願いします」と、激励しました。

 よーぐるとししょく しゅうごうしゃしん