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令和6年4月8日 台北駐福岡経済文化弁事処長の陳銘俊(ちんめいしゅん)さんら関係者が県庁を訪れ、知事を表敬しました。 佐藤知事は、「先日台湾で起こった地震で被害を受けた方々に対し、お見舞いを申し上げると同時に、一刻も早い復興をお祈りいたします。コロナ禍では、貴国から来県する観光客も減りましたが、今年に入りチャーター便が往来するなど、交流は元通りになりつつあります。隣県の熊本県では、台湾の半導体メーカーTSMCが進出するなど経済交流も活発になっており、今後当県との間でも関係を深めていただければと考えています」と、今後の交流の進展に期待感を表わしました。 陳処長は、「震災のあった花蓮(かれん)県は私の故郷ですが、この度日本から多くの支援をいただき、感謝申し上げます。これまで、台湾と日本は地震や台風など大きな災害が起こる度に相互に支援を行い、助け合ってきました。これは、他の国にはないことだと感じており、台湾にとって日本は一番信頼できるパートナーだと考えています。特に九州との関係は深く、今後も互いの経済発展など、関係をさらに深めていければ思います。また、台湾人は大分県が大好きなので、定期便が就航することも期待しています」と、県との交流促進に意欲を表わしました。
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