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令和6年4月2日 駐日フィジー共和国大使館フィリモネ・ワガバザ特命全権大使ら関係者が県庁を訪れ、知事を表敬しました。 佐藤知事は、「2019年のラグビーワールドカップ以来、大分県と貴国の交流が続いていることに感謝申し上げます。大分東明高等学校と大分舞鶴高等学校には、フィジーからラグビー留学をしている高校生がおり、今後も幅広い交流につながることを大いに期待しています。今回の来県は、県内焼酎メーカー等の視察のためとのことですが、大分での滞在をぜひ楽しんでいただければと思います。今後の交流が、人的交流のみならず、経済交流においてもさらに深まればと思いますし、県としても全面的な支援をしていきたいと考えています」と、今後の交流拡大に期待感を表わしました。 フィリモネ・ワガバザ特命全権大使は、「昨年一昨年に続き、今回3回目の来県となりますが、またお目にかかれて光栄です。フィジーと大分県の関係は、ラグビーだけでなく、留学生や英語教師(ALT)の交流においても成功していると考えています。今後フィジー国内において、特産品であるタピオカやタロイモ、キャッサバを活用した『いも焼酎』の製造を検討しており、フィジー共和国名誉領事である安部省祐さんのご紹介で、県内の焼酎メーカーを視察させていただきます。加えて、大分県発祥の一村一品運動なども学ばせていただき、特産品の輸出に力を入れていきたいと考えています。引き続き、知事にサポートをお願いできればと思います」と、県との今後の交流を発展させていく考えを表わすと共に、自国の産業発展に向けた県の協力を求めました。
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