本文
令和6年4月2日 八鹿酒造株式会社(玖珠郡九重町)は、大分県産業科学技術センター(以下産業科学技術センター)と共同で開発した特許製法を用い、このたび有色発泡性清酒(スパークリングロゼ清酒)を商品化しました。それに伴い、関係者が県庁を訪れ、知事に報告をしました。 八鹿酒造株式会社 代表取締役専務の麻生益寛さんは、「産業科学技術センターと共同で製法を開発し、新商品を造りました。九重町で栽培された古代米由来の紫黒米『さよむらさき』を用いているため、米の色がお酒に移り、淡いピンク色が特徴です。産業科学技術センターと『さよむらさき』を入れるタイミングを試行錯誤しながら、開発を行いました。アルコール度数は8%で、甘いながらもすっきりとした、まるでいちごのようなフルーティーな味わいとなっています。ぜひご賞味ください」と、商品の特徴や開発の苦労を語りました。 佐藤知事は試飲の後、「素晴らしい商品を造っていただき、ありがとうございます。福岡・大分デスティネーションキャンペーンが始まっていますが、大分に来県される方をはじめ、多くの方々に飲んでいただきたいですね」と、県産酒の消費拡大に期待感を表わしました。
|