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知事通信「令和5年度 県産米特A獲得知事報告の開催について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002240729 更新日:2024年3月19日更新

令和6年3月18日 

 令和5年度「米の食味ランキング」において、大分県から出品した4銘柄(「なつほのか」・「つや姫」・豊肥地区「ヒノヒカリ」・西部地区「ひとめぼれ」)全てで最高ランクの“特A”を獲得したことを受け、生産者及びJAグループの関係者が県庁を訪れ、知事に報告をしました。

 「米の食味ランキング」とは、一般財団法人日本穀物検定協会が全国の代表的な銘柄の食味を「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について5段階で評価するもので、令和5年度は全147産地品種のうち45点が特Aにランキングされました。(参考品種を含む)

 JAおおいた代表理事 理事長の平間(ひらま)悟さんは、「4銘柄全てで特Aを獲得できたのは、生産者の努力の賜物だと思います。「ひとめぼれ」と「つや姫」は3年連続、「なつほのか」も2年連続で特Aを獲得するなど、高い評価を受けました。引き続き、県産米の認知度向上に努めていきたいです」と、受賞報告をしました。国東市安岐町で「なつほのか」を生産する株式会社273(つなみ)の代表取締役小玉信行さんは、「特A評価を受けることができ、生産者として大変喜ばしく思います。令和3年度から試験栽培を行ってきましたが、『なつほのか』は夏の高温時でも米粒が白くなりにくく、ほのかな香りと甘い食味が特徴です。これからICT農業機械なども導入し、より品質の高い米作りを目指していきます」と、豊肥地区竹田市で「ヒノヒカリ」を生産する児玉淳一さんは、「5年ぶりに特Aランクを獲得できました。棚田での米作りを行いながら『特A獲得プロジェクト』に参加した取組が評価され、うれしく思います。この評価が、農家の所得向上につながればと思いますし、これからも関係者一同努力を積み重ねて参ります」と、特Aを獲得した喜びと今後の意気込みを語りました。

 佐藤知事は、「出品した全ての銘柄で特Aを獲得できたのは大分県だけで、大変誇らしく思います。常日頃、大分のお米は美味しいと思っていましたが、このように品評会を通して認められたことは、これまでの研究や農家の方の努力の賜物です。プロジェクトに対し、改めて敬意を表したいですし、来年もぜひ特Aを獲得できるようお願いします」と、農家の労を労うとともに、今後の県産米の評価向上に期待感を表わしました。

 こめぞうてい しゅうごうしゃしん