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令和6年2月28日 「第28回全日本高校・大学生書道展」の団体・高等学校の部において、最優秀校に選ばれた学校法人大分高等学校書道部に対し、県は大分県民表彰を贈ることとなり、関係者が県庁を訪れ、授与式を行いました。 全日本高校・大学生書道展は、日本の伝統文化である「書」の発展と次代を担う若者の育成を目的として、1996(平成8)年から開催されています。学生対象の公募展としては最高水準の展覧会で、年齢・学年に拘(かか)わらず優れた作品を「学生書道のグランプリ」として選出しており、大分高等学校書道部が最優秀校に選ばれたのは、昨年開催の第27回に続き2回目となります。 受賞報告会で、河野凪紗(かわのなぎさ)さん(3年)は、受賞した自らの書について、「この書を見た人にたくさんの希望を与えられたらと思います。将来は書道の先生になりたいです」と、受賞の喜びと将来の夢を語りました。 授与式で佐藤知事は、「皆さんの素晴らしい成績に、県民を代表して表彰させていただきます。文化の香り高い作品を作っていただきありがとうございました。どうか皆さんには、今後も研鑽を積まれて夢に向かって頑張って欲しいです」と、今後の活躍に期待感を表わしました。 書道部を代表して河野さんは、「今回の最優秀校選出は、大分高等学校書道部へのこれからの期待が込められていると思いました。受賞に際し、お世話になった方々に感謝したいです」と、後に続く後輩達にエールを送ると共に、指導者や保護者に感謝の意を伝えました。
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