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令和5年11月6日 大分の将来を担うこどもたちの「健全育成」と「地域活性化」を実現するため、株式会社大分フットボールクラブ、株式会社道の駅原尻の滝、株式会社大分銀行、明治安田生命保険相互会社大分支社の4社により設立された大分トリニータ農業プロジェクト推進協議会が、こども食堂へのお米の寄附を行うこととなり、県庁で贈呈式を行いました。 大分トリニータ農業プロジェクト推進協議会は、協賛企業からの協賛金とクラウドファンディングで募った運営資金をもとに、今年6月、道の駅原尻の滝近くの水田で田植えイベントを開催し、121人(こども60人を含む)が参加しました。そして、収穫したお米400キロを、この度大分県を通じてこども食堂に寄贈することになりました。 株式会社大分フットボールクラブ代表取締役社長の小澤正風さんは、「大分トリニータ農業プロジェクト推進協議会は、農業を通じてこどもの健全育成や地域活性化を実現したいという想いで設立しました。今年は昨年より多くのお米を収穫できました。大分のこどもたちのために、今後もこのような体験イベントをしていきたいと思っています」と今後の活動への意欲を示しました。 吉田副知事は、「こども食堂は、食事の提供だけでなく、こどもたちにとって大切な居場所になっています。県もクラウドファンディングで寄附金を募るなどの取組をしていますが、運営は厳しい状況にあるので、今回のお米の寄附は大変ありがたいです。皆様の善意に対し、心から感謝申し上げます」と謝辞を述べました。 大分県社会福祉協議会会長の草野俊介さんは、「昨年に続いて、ずっしりと重いお米をいただきました。こども食堂は、企業の皆さんからフードドライブ等の援助をいただいて運営していますが、こども食堂の数はこの7年間で7倍に増え、スタッフの確保、資金面・食材の確保に苦慮している状況です。この度のお米の寄附は、大変ありがたいです。引き続きご支援を賜りますよう、お願い申し上げます」と感謝の意を伝えました。
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