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令和5年11月6日 第47回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会の男子個人戦で優勝した大分東明高等学校2年の小島 二十(ふとお)さん、第47回全国高等学校総合文化祭 自然科学部門(研究発表 物理部門)で最優秀賞を受賞した大分県立大分上野丘高等学校物理部、並びに第71回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会ホームプロジェクトの部で最高賞となる文部科学大臣賞を受賞した大分県立日田高等学校家庭クラブの受賞者など関係者が県庁を訪れ、受賞報告会と大分県民表彰の授与式を行いました。 受賞報告会で、大分東明高等学校2年の小島 二十(ふとお)さんは、「高校生の囲碁大会では最も大きな大会で、いわば“囲碁の甲子園”とも言える大会です。全国から98名が参加する中、優勝することができました。2日目の試合では、優勝候補の呼び声の高かった大阪府の代表に勝利し、“番狂わせ”などと評されましたが、強豪達に勝利でき、うれしく思います。囲碁は社会で生きる上で役に立つと思いますし、日本の伝統文化である囲碁を続けて、今後も成長していきたいです」と、優勝報告と囲碁への思いを語りました。 上野丘高等学校物理部は、受賞テーマ『連結した2物体の運動における弾性糸の振動』の研究成果の概要を知事に説明した後、「今後もより一層の努力と研鑽を積み重ねてまいります」と、今後の研究への意欲を示しました。 日田高等学校家庭クラブは、受賞した防災ストリートビューの画面を示し、「地域の方々に自宅から避難所までの避難経路を明確にし、地域と行政の架け橋となりたいです」と今後の目標を語りました。 佐藤知事は、「素晴らしい発表をありがとうございました。この度は受賞おめでとうございます」と受賞に対する祝辞を述べた後、大分東明高等学校の小島さんには、「強豪を破っての優勝は大変なことだと思います。来年も連覇を目指して、頑張って欲しいです」と、上野丘高等学校物理部の皆さんには、「この研究成果を応用し、これからも研究の深掘りをしていって欲しいです」と、日田高等学校家庭クラブの皆さんには、「防災は行政においても重要な課題ですので、防災に役立つ取組をしていただき、ありがとうございます。この度の取組は、地域の方々への注意喚起にもなる大事な情報だと思います。消防団の活動などいろんな事に応用できると思います」と、今後の取組の広がりに対する期待の意を伝えました。
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