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令和5年8月21日 ウェールズ政府日本代表事務所の代表リチャード・コイズミさんらが、佐藤知事の就任祝いと自らの代表就任の挨拶のため県庁を訪れ、佐藤知事を表敬しました。 ウェールズは英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)を構成する4つの国【イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランド】の中の一つです。2019年に開催されたラグビーワールドカップ日本大会において、ウェールズ代表チームの来県を機に、ウェールズとの交流が始まりました。その後、友好関係のさらなる発展を願うウェールズ政府からの打診を受け、2022年3月、大分県と英国ウェールズ政府との間で「友好と相互協力に関する覚書」(MOU)を締結し、主に『芸術・文化』、『スポーツ』、『学術』、『観光』、『飲食』の5分野で交流を続けています。 佐藤知事は、「ラグビーワールドカップ2019日本大会の際には、ウェールズの皆さんが大分に大勢お越しいただき、またその後も、MOUの締結により交流を続けていただいており、心から感謝申し上げます。ラグビーだけでなく、大分県立美術館とウェールズ国立博物館との交流や、大分県内の大学生のウェールズ大学への夏季留学など、今後もMOUに基づき、文化・スポーツ・地域間交流を行い、様々なイベントを通して良い関係を続けていきたいです。このような交流は、若者達や世界平和にとっても重要であると思います」と述べました。 リチャード・コイズミ代表は、「国際交流を通じてお互いに高め合っていくことが大切であると思います。今後も様々な事で互いに協力ができると思いますので、一緒にやっていきたいです」と、大分県との今後の交流に期待感を表わしました。 懇談の後、佐藤知事は代表に記念品として大分県名産の別府竹細工の風鈴を、代表は佐藤知事にウェールズ産のウィスキーを贈呈し、お互いの交流を深めました。
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