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竹田市しいたけ原木供給会は、荒廃しつつあるクヌギ林を計画的に伐採・整備し、発生したクヌギ材を市内のシイタケ生産者にほだ木として供給する取組を令和3年から続けています。こうした活動は、切り株から芽が出てクヌギ林が若返るとともに、ほだ木の確保が困難になりつつある生産者の支援にもつながっています。
懇談では、燃料代の高騰や賃金の上昇などが生産活動に大きな影響を与えていることを伺いました。このような中にあって、シイタケ生産者が安心して生産し続けるために必要な取組とは何かという真摯な思いをお聞きしました。
本県のブランド産品であるシイタケ生産にご尽力いただいていることに敬意を表するとともに、国への助成要望など県として協力していきたいとお伝えしました。
祖母山麓自然・人共生空間整備プロジェクト実行委員会は、祖母山麓の自然を守り共生することに努めるとともに、それらを有効活用することで地域の元気づくりを推進することを目的として設立されました。その活動は多岐にわたり、登山道などの整備や巡視、国の特別天然記念物であるカモシカをはじめとする希少植物や固有種の調査・保全、自然観察会の開催などに取り組んでいます。
懇談では、自分たちが育ったふるさとを大切に守りながら次の世代につなげたいという思いや、地域に人を呼び込むために必要な取組などについて伺いました。近年、インバウンドの間で、日本の自然や歴史を感じられるトレッキングが人気となっており、旅行者に足を運んでもらうための情報発信や質の高いガイド育成の必要性など貴重なご意見をお聞きしました。
会の活動に敬意を表するとともに、これからもこの祖母山麓の素晴らしさを大切にしながら地域のさらなる活性化に取り組んでいただきたいとお伝えしました。
豊後大野市三重町にある「稲積水中鍾乳洞」は、もともと形成された鍾乳洞が後に水没し、現在は水中に存在するという大変珍しい鍾乳洞です。入口から最深部までの距離はおよそ1kmもあり、水深は最近の測量調査で最大97.4mと日本一の規模であることが確認されたそうです。
懇談では、夏場を中心に多くの方々が涼を求めてここを訪れており、水中鍾乳洞を水風呂にできるサウナやスキューバダイビングなどの「体験型」レジャーを楽しんでもらえるようにしていること、インバウンド誘客や教育旅行にも力を入れていきたいとの思いを伺いました。また、観光誘致促進の観点から、ホーバークラフトや東九州新幹線、中九州高速道路への期待の声をお聞きしました。
これまでの画期的な取組に敬意を表するとともに、県内の涼スポットをアピールする「クールサマーinおおいた」の取組など、県としても誘客に向けて協力していきたいとお伝えしました。
JAおおいた豊後大野白ねぎ部会は、白ねぎの有利販売と生産技術の統一、農家所得の向上と会員相互の親睦を図ることを目的に平成20年に設立されました。その後、豊後大野市は令和3~5年にかけて本県のネギ産出額を100億円以上にするため実施された「ねぎ産出額100億円プロジェクト」の重点地区に位置付けられ、県下第2位の白ねぎ産地となっています。
懇談では、資材の高騰や人件費の上昇などが経営に大きく影響していること、今後も生産者が農業を続けていくために必要な支援案などを伺いました。農業は本県にとって重要な産業の1つであり、現状と課題に対して今後もさまざまな対応が必要であるというお話をお聞きしました。
貴重なご意見に感謝を申し上げ、部会の皆様には引き続き、白ねぎをはじめとする農業振興にご尽力いただきたいとお伝えしました。

