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知事通信「県政ふれあい対話(8月22日:大分市、由布市)」

印刷ページの表示 ページ番号:0002252796 更新日:2024年8月29日更新

さがのせきのささえ(大分市)

 大分市佐賀関で活動する「さがのせきのささえ」は、地域住民同士が支え合う持続可能な地域づくりを目指して、令和5年2月に設立されました。地域の医療法人や金融機関、漁業協同組合、農業協同組合等の企業・団体のほか、日本文理大学の有志グループやNPO法人等とも連携し、地域活性化や地域課題解決への取組を進めています。
 懇談では、設立までの経緯についてお聞きしたほか、毎週金曜日に大学生が中心となって運営しているカフェの様子や地域の医療機関の協力で行っている健康教室などの取組についてお伺いしました。
 大学生からは、学業と両立させてもっと活動していきたい、という力強い言葉をいただく一方で、佐賀関までの交通手段の確保や空き家の利活用推進などについて、ご要望もいただきました。
 素晴らしい取組に感謝を申し上げるとともに、若い方々のお力も借りてこれからも活動を継続していただきたいとお伝えしました。
さがのせきのささえ1さがのせきのささえ2

谷むらづくり協議会(由布市)

 由布市挾間町南西部に位置する谷地区では、人口減少、少子高齢化が進むなか、住民が主体となって、様々な課題の解決に取り組まれています。令和4年4月に設立した「谷むらづくり協議会」では、休園中の谷幼稚園園舎を拠点に、「自然に学べ、自然と遊べ、こどもが育つ元気な田舎“谷むら”」のテーマのもと、「むらづくり部会」、「子育て・共育・文化部会」、「環境・保全部会」、「広報部会」の4部会が活動しています。
 懇談では、それぞれの部会において実施している、祭りの開催、こどもの見守り、景観保全、移住支援などの取組についてご説明いただきました。
 また、農地転用が制限されている地域であることから、移住希望者に対して提供できる宅地が少ないことや、有害鳥獣による農作物への被害が大きいことなどの地域課題についても、意見を交換させていただきました。
 地域住民とともに事業に取り組む協議会の皆さんに感謝を申し上げ、由布市とともに、引き続き支援していくことをお伝えしました。
谷むらづくり1谷むらづくり2

Greenガーデン南大分(大分市)

 社会福祉法人 大翔会 Greenガーデン南大分は、介護業界における人手不足という課題を、最先端のシステムや機器の活用によって解決しようとしている県内でも先進的な施設の一つで、「介護DX」のモデルケースとして国内外から注目されています。
 施設では、抱え上げない介護(ノーリフティングケア)を可能とするための機器や、夜間の巡視を不要とするセンサーを活用したシステム、音声入力により利用者の状況等を随時記録する装置等の最新設備を見学させていただきました。
 懇談では、様々な設備のおかげで介護職員の身体や気持ちに余裕ができ、利用者にもより丁寧に接することができるようになったとのお話をお聞きしました。一方で、すぐに最新設備を導入することが難しい施設も多い現状を踏まえ、県のさらなる支援についてのご要望もお伺いしました。また、自然災害対策や介護・福祉の将来像についても、幅広く意見交換をさせていただきました。
 介護業界の未来が明るく感じられるような取組に挑戦されていることに感謝を申し上げ、県も引き続き支援していきたいとお伝えしました。
グリーンガーデン南大分1グリーンガーデン南大分2