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知事通信「県政ふれあい対話(10月3日:中津市、宇佐市)」

印刷ページの表示 ページ番号:0002252797 更新日:2024年10月10日更新

有限会社 中原農場、株式会社 大分和郷(中津市)

 (有)中原農場は、土地利用型作物(米・麦・大豆)と施設園芸(いちご)を大規模に展開され、(株)大分和郷は、特殊なフィルムを活用した安全・高品質な高糖度トマトを生産されています。いずれも先進技術の導入へ積極的に取り組み、品質・収量ともに産地を代表する経営体です。
 懇談では、限られた人員において効率的な経営を行うためには、再圃場整備による農地の大規模化が必要であり、そのための取組を市と連携して進めていることをお伺いしました。また、現在は灯油等を燃やして発生させている施設園芸で使用する二酸化炭素について、都市部の工場から提供を受けるなどの「農工連携」についてもご提案をいただきました。
 本県農業のさらなる発展に繋がる貴重なご意見をいただいたことに感謝を申し上げ、県としても、引き続き様々な形で支援していきたいとお伝えしました。
中原農場1中原農場2

里カフェ(山国町地域婦人団体連合会)(中津市)

 中津市山国町の有志14名で結成された「里カフェ」は、令和元年に中津市複合文化施設「コアやまくに」内にコミュニティカフェを開設し、地域のにぎわいづくりに尽力されている女性団体です。
 懇談では、少子高齢化が進みスーパーや飲食店がなくなるといった状況から「里カフェ」を設置した経緯をお聞きしたほか、学童保育への食事の提供、高齢者への弁当の配達、移動販売車への惣菜提供といった取組や、豪雨災害時に行った炊き出しなどについてお話をお伺いしました。
 懇談後は、地元食材をふんだんに使用した里カフェのお弁当をいただき、美味しい食を通じて皆さんがいきいきと地域を支えていらっしゃることに感謝を申し上げました。

里カフェ1里カフェ2

長洲アーバンデザイン会議(宇佐市)

 長洲アーバンデザイン会議は、平成2年に住民主導のまちづくり団体として設立されました。平成10年からは、年2回の海岸清掃ボランティア活動を行っており、ボランティアへの参加者数は延べ1万人以上に達するなど、市民の環境意識向上にも貢献されています。
 懇談では、海岸清掃を行うようになった経緯や、潮の干潮差を利用した長洲の伝統的漁法「石干見(いしひみ)」の保存・復元活動に取り組む様子などについてお伺いしたほか、地球温暖化に伴う海洋資源の変化等について危惧する声もお聞きしました。
 長年、環境保全活動に取り組んでこられた皆さんに感謝を申し上げ、美しい長洲海岸を後世に残すため、引き続きご尽力いただきたいとお願いしました。

長洲1長洲2

一郎平 顕彰活動に携わる皆さん(宇佐市)

 江戸末期に宇佐市に生まれた南 一郎平は、「世界かんがい施設遺産」にも登録され駅館川東岸の農地を潤す「広瀬井路」を始め、全国各地の疎水開削事業に取り組み、「疎水事業の父」と呼ばれています。地元の金屋地区では、その功績を多くの方に広く知ってもらい後世に伝えようと、情報発信に努められています。
 懇談では、南 一郎平の生涯にわたる功績ついてお聞きしたほか、日本三大疎水の関係者を招いたフォーラムの開催やNHK連続テレビ小説への採用誘致活動に対する県の協力についてご要望をいただきました。
 南 一郎平の功績の素晴らしさを改めて認識するとともに、宇佐市とともに情報発信に努めていきたいとお伝えしました。

南一郎平1南一郎平2