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つつが虫病に注意しましょう
つつが虫病に注意しましょう
つつが虫病とはどんな病気ですか?
つつが虫病は、草むらや草木のよく茂った場所でつつが虫(ダニの一種で大きさは約0.3から0.5mm)に刺されておこる病気です。
1 つつが虫は、衣類の隙間から入り込んで、内股、脇の下など皮膚の柔らかい部位を好んで刺します。
2 刺された箇所(刺し口)は、まず赤く腫(は)れ、その周りが小さな水ぶくれになり、10日目頃には黒いかさぶたとなります。
3 この頃から、全身のだるさ、頭痛、食欲不振、発熱など風邪と似た症状が出現し、39℃以上の高熱が続きます。リンパ節が腫(は)れたり、胸、腹、背中などに赤い発疹が現れるのが、この時期です。
4 つつが虫病に有効な抗菌薬があり、早期に発見し適切な治療を行えば軽快し、重篤な症状には至らないので、早期発見・早期治療が重要です。
2 刺された箇所(刺し口)は、まず赤く腫(は)れ、その周りが小さな水ぶくれになり、10日目頃には黒いかさぶたとなります。
3 この頃から、全身のだるさ、頭痛、食欲不振、発熱など風邪と似た症状が出現し、39℃以上の高熱が続きます。リンパ節が腫(は)れたり、胸、腹、背中などに赤い発疹が現れるのが、この時期です。
4 つつが虫病に有効な抗菌薬があり、早期に発見し適切な治療を行えば軽快し、重篤な症状には至らないので、早期発見・早期治療が重要です。
どんなときに感染するの?
農作業や森林作業での感染が主ですが、狩猟、キノコ狩り、山芋堀りや散歩でも感染することがあると考えられます。
つつが虫病は大分県では、秋から冬にかけ、特に11月、12月に多く発生します。
つつが虫病は大分県では、秋から冬にかけ、特に11月、12月に多く発生します。
予防するには?
つつが虫病の予防に利用可能なワクチンはなく、つつが虫の刺咬(しこう)を防ぐことが重要ですので、野山や畑、河川敷に出かける時には、次のことに注意しましょう。
(1)山林や畑に立ち入る場合は素肌の露出を避けるため、長そで、長ズボン、長靴、手袋などを着用しましょう。
(2)上着を脱いで草むらに置いたり、腰をおろしたり、寝ころんだりしないようにしましょう。
(3)肌のでる部分には、人用の防虫スプレーを噴霧しましょう。
(4)作業終了帰宅後は、なるべく早めに風呂に入り、身体をよく洗い、皮膚に刺し口(トゲを刺した感じの箇所)がないか点検した上で、必ず着替えをするようにしましょう。
(5)1~2週間後に、風邪の様な発熱、赤い発疹、リンパ節の腫脹などの症状が現れた場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。この場合、山林、草地、川原に立ち入ったことを医師に話すことが必要です。
(1)山林や畑に立ち入る場合は素肌の露出を避けるため、長そで、長ズボン、長靴、手袋などを着用しましょう。
(2)上着を脱いで草むらに置いたり、腰をおろしたり、寝ころんだりしないようにしましょう。
(3)肌のでる部分には、人用の防虫スプレーを噴霧しましょう。
(4)作業終了帰宅後は、なるべく早めに風呂に入り、身体をよく洗い、皮膚に刺し口(トゲを刺した感じの箇所)がないか点検した上で、必ず着替えをするようにしましょう。
(5)1~2週間後に、風邪の様な発熱、赤い発疹、リンパ節の腫脹などの症状が現れた場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。この場合、山林、草地、川原に立ち入ったことを医師に話すことが必要です。