3 従 業 者 数
   
平成14年の従業者数は 65,793人で、前年に比べ2,629人減少し(前年比 3.8%減)、5年連続の減となった。(利用上の注意5(2)
   
(1)概 況
  平成13年の従業者数は 68,948人で、前年に比べ3,166人の減少(前年比 4.4%減)し、4年連続の減少となった。  
 
(表6,7)
   
(2)業種別状況
  前年に比べ増加したのは電気機械器具、非鉄金属等5業種で980人、減少が電子部品・デバイス、衣服等19業種で3,609人となった。増加要因としては産業異動によるものが多い。
 
(表6,図7)




表6 業種別従業者数(従業者4人以上)
 
表7 従業者規模別従業者数(従業者4人以上)
 
(3)従業者規模別状況
   全従業者数65,793人の約半数が中規模層に属している。従業者数は、すべての規模層で前年を下回り、小規模層ほど減少数が多い。
 
・規模別構成比
小規模層 ( 4〜 29人 ) 26.7% ( 17,534 人 )
中規模層 ( 30〜 299人 ) 48.2% ( 31,709 人 )
大規模層 ( 300人 以上 ) 25.2% ( 16,550 人 )
 
(表7,図9)



(4)従業者形態別状況
   県全体でみると、個人事業主及び無給家族従業者(以下、個人事業主)が0.6%、 正社員・正職員等が80.7%、パート・アルバイト等が14.1%、出向・派遣受入者が4.5%となって、前年と比べて正社員・正職員等の割合が減り、出向・派遣受入者の割合が増えた。
  男女ごとにみると、男性では個人事業主が0.6%、正社員・正職員等が90.6%、パート・アルバイト等が3.7%、出向・派遣受入者が5.1%であり、女性では個人事業主が0.6%、正社員・正職員等が62.8%、パート・アルバイト等が33.2%、出向・派遣受入者が3.4%となっている。
  従業者の形態別にみると、個人事業主の割合が最も高いのは、木材の3.9%で、以下同様に正社員・正職員等は鉄鋼の97.3%、パート・アルバイト等は食料品の40.3%、出向・派遣受入者では石油・石炭の12.3%が、それぞれ最も高くなっている。
 
(図10)



(5)市郡別状況
   前年に比べ増加したのは1市8町4村、減少したのは10市27町7村となった。
(表3)
・主な増加市町村 ・主な減少市町村
安岐町 ( 前年比 606人・41.0%増) 大分市 (前年比 689人・ 3.2%減)
杵築市 ( 同      72人・ 2.6%増) 中津市 ( 同   465人・ 8.0%減)
野津原町 ( 同      39人・13.4%増) 日田市 ( 同   441人・ 8.7%減)
直川村 ( 同     36人・36.4%増) 挾間町 ( 同   260人・20.4%減)

    
 
(6)地区別状況
  別杵国東地区は増加したが他の地区は前年を下回った。大分臼津、県北、日田玖珠の各地区での減少数が大きい。
表3,図12)



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