マシラグモの一種
分類群：クモ形類多足類等
学名
Leptoneta sp.
目名
クモ亜目
目名学名
Opiisthothelae
科名
マシラグモ科
科名学名
Leptonetidae
カテゴリー
大分県：地域個体群（ＬＰ） 環境省：掲載なし
選定理由
洞窟など暗環境に適応するクモで，各洞窟，各暗環境ごとに，いくつかのタイプの種にかたよる傾向がある。環境条件の変化に鋭敏であるため，個体群そのものの消滅のおそれが高い。
県内分布
山国町，耶馬渓町，本耶馬渓町，前津江村，安心院町，豊後高田市，香々地町，上津江村，九重町，山香町，湯布院町，別府市，直入町，大分市，竹田市，緒方町，清川村，三重町，野津町，臼杵市，津久見市，本匠村，弥生町，佐伯市，鶴見町，米水津村，宇目町，蒲江町
分布域
世界的分布
生育環境
石灰洞，侵食洞，岩裂，暗渠，古い人工洞などの壁面で湿度の高い凸凹面。
現状
自然洞に対する人為的破壊，明環境化，コンクリート板覆などによって，生息環境が消滅しつつあり，これに伴って，個体数は急減している。
備考
日本固有属，日本固有種。日本哺乳類学会：保護すべき地域個体群(九州)
