ツキノワグマ
分類群:哺乳類
学名
Selenarctos thibetanus (Cuvier)
目名
食肉目
目名学名
CARNIVORA
科名
クマ科
科名学名
Ursidae
カテゴリー
大分県:野生絶滅(EW) 環境省:地域個体群(LP)
選定理由
1987年11月24日,笠松山北麓で1個体射殺されたが,野生個体であるかどうかについては論議がある。その後,目撃,皮剥ぎ,雪上の足跡,体毛などの情報が寄せられてはいるが現在のところ生息するという確実な証拠はない。
県内分布
祖母・傾山系(1943年の記録)
分布域
本州,四国,九州(大分)
世界的分布
ロシア極東地域,中国,朝鮮半島,台湾,インドシナ半島北部
生育環境
落葉広葉樹林帯で森林規模の広域な空間を必要とする。渓谷林やササ類におおわれた林内,伐採跡地なども利用する。
現状
野生種は絶滅したものと考えられる。
備考
目撃情報は多いが,確定的ではない。野生個体であるか,明らかに本種であるか信憑性に欠ける。日本哺乳類学会;保護すべき地域個体群(九州)