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木の葉が地球を 守っていくイメージを 表現したシンボルマーク |
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県土の72%を占める森林には水源を守ることをはじめとして、洪水や土砂崩れを防ぐ・二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防止する・私たちにやすらぎを与える癒しの場となるなどのさまざまなはたらきがあります。
このような森林の機能を、他の手段で置き換えた場合は年間1兆258億円の経費が必要となるので、県民一人当たり約84万円の恩恵を受けていることになります。
森林はこれまで、主に林業に従事する方々によって守り育てられてきましたが、木材価格の低迷や後継者の不足などにより、豊かな恵みを次の世代へ引き継ぐことが難しくなっています。
県では、大切な森林を県民全体で支えるために「県民総参加の森林づくり運動」を進め、緑のボランティア活動への支援や、参加者が全員で植樹する「豊かな国の森づくり大会」の開催、「緑の募金」活動の推進などを行っています。
また、平成15年度から新たに、各地域のシンボルとなる鎮守の森や原生林、水源の森などを「おおいた百年の森」として選び、地域の住民や自治会、ボランティア団体等による森林づくりを応援していきます。
昨年度一年間に、県内では延べ約五千人が各地域で植林や下刈り、枝打ちなどの森林ボランティアに参加し、今年度も数多くの活動が計画されています。インターネットのホームページ「緑のボランティア支援センター(http://www.o-midori.jp)」にボランティアやインストラクター(指導員)として登録して、かけがえのない大分の森林を守る活動に参加してみませんか。 |
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