第８次水質総量削減の実施について

印刷ページの表示ページ番号：0001066040 更新日：2017年7月14日更新

　県では、水質汚濁防止法及び瀬戸内海環境保全特別措置法に基づき、大分県のうち瀬戸内海に流入する区域について、「化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん含有量に係る総量削減計画」並びに「化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん含有量に係る総量規制基準」を策定しました。

　水質総量削減制度は、人口、産業が集中し、汚濁の著しい瀬戸内海等の広域的な閉鎖性水域の水質汚濁を防止するための制度であり、昭和53年に「水質汚濁防止法」及び「瀬戸内海環境保全特別措置法」の改正により導入された制度で、昭和55年以降、これまでに７次にわたり実施されており、今回の第８次では、国の定めた総量削減基本方針の「大阪湾を除く瀬戸内海においては、現在の水質からの悪化を防ぐこと」を目途として、各施策を推進することにより、削減目標量の達成を図ることとしました。

１　水質総量削減計画
　　　　目標年度　平成31年度
　　　　削減目標 (t/日)

	化学的酸素要求量（ＣＯＤ）		窒素含有量		りん含有量
	削減目標量	平成26年実績	削減目標量	平成26年実績	削減目標量	平成26年実績
生活排水	12 (▲1)	13	8 (±0)	8	0.6 (▲0.1)	0.7
産業排水	14 (±0)	14	7 (±0)	7	0.5 ( ±0)	0.5
その他	5 (±0)	5	18 (±0)	18	1.2 ( ±0)	1.2
合　計	31 (▲1)	32	33 (±0)	33	2.3 (▲0.1)	2.4