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12月に入り、還付金詐欺の電話やお金をだまし取られる被害が多く確認されています。
昨年、令和2年中の還付金詐欺被害9件のうち7件が12月に発生しています。今年も12月15日現在で既に11件のお金をだまし取られる被害が発生しており、多数のアポイント電話が確認されています。
犯人は、市町村職員や金融機関職員をかたり、介護保険料や医療費の還付金を名目として
などと申し向けて、被害者を自宅近くのATMに誘導し、携帯電話で会話しながら、ATMの操作を指示し、現金を振り込ませます。
迷惑電話防止機能付き電話機とは、
◎電話をかけてきた相手に対して、「この電話は詐欺などの犯罪被害防止のため録音します」などとアナウンスをして相手方に警告する、警告機能
◎電話に出ると、相手との通話内容を録音してくれる、録音機能
がついた電話機で、犯人が自分の声を録音されることを嫌うという特性を利用し、この2つの機能で電話がつながる前に相手に断電を促すものです。
上記の機能以外にも、
◎電話が鳴っている時、受け手側に「迷惑電話の可能性があります。ご注意ください。」とアナウンスを流して、注意を促す、注意喚起機能
が搭載されている電話機もあります。
現在、県と市町村が一体となって、この電話機の購入費用を補助しています。
◎補助率 電話機(またが外付け機器)の購入費の3分の2(上限1万円)
◎補助金の申請は市町村の窓口で受付けています。
◎この制度には、条件や予算の制約がありますので、購入前に必ずお住まいの市町村にお問合わせください。(下記チラシ参照)