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令和2年度「大分県子ども読書サミット」を実施しました(令和3年1月17日開催) 

印刷用ページを表示する掲載日:2021年1月20日更新

1月17日(日)に、大分県立図書館視聴覚ホールで「大分県子ども読書サミット」を開催しました。

今年度は入場可能な人数の制限や、会場の換気・消毒等、新型コロナウイルス感染症対策を取りながら実施しました。

午前は「大分県子ども司書」認定をめざす子どもたち代表19名による、読み聞かせやビブリオバトルの
実演発表、午後は児童文学作家の岡田淳先生の講演会を開催し、総勢70名の参加がありました。

県内各地の子ども読書に関わる子どもと大人が一堂に会し、みんなで読書の楽しさ、大切さを共有する一日となりました。

「子ども司書」とは

大分県教育委員会主催の「子ども司書養成講座」を受講する、読書が大好きな子どもたちです。

大分県の子ども読書リーダーとして、学校や地域で読書の楽しさを伝える活動を行っています。

5年目となる令和2年度は、5市町村の小学生名が受講しています。

(豊後高田市・別府市・臼杵市・由布市・大分市)

※飛沫防止シールドを設置しているため、一部の写真が見づらい状態になっています。

 

【午前の部】 子ども司書実践ひろば  10:40~12:00

<大分市の子どもたちによる読みきかせ>

トップバッターは、大分市の2人が務めてくれました。
これまで自分が読みきかせをしてもらった絵本の中から1冊ずつ選び、読みきかせをしてくれました。
緊張しながらも、すばらしい読みきかせを披露してくれました。

 大分市1  大分2

 ※読みきかせに使用している絵本
  ・写真左:松居直/再話、赤羽末吉/絵『だいくとおにろく』(福音館書店)
   ・写真右:加古里子/作・絵『だるまちゃんとてんぐちゃん』(福音館書店)

 

 <別府市・臼杵市の子どもたちによるビブリオバトル>

ビブリオバトルとは、決められた時間で本の紹介を行う書評ゲームです。
今回は、別府市・臼杵市の子ども達6名がプレゼンターとして出場し、自分のお気に入りの本の魅力を語ってくれました。

 別臼➀  別臼②

 別臼③  別臼④

 

<由布市の子どもたちによる読みきかせ>

由布市の子ども達は2チームに分かれて、それぞれに15分のおはなし会プログラムを披露してくれました。
プログラムの中に地域にゆかりのある作家の作品を入れるなど、由布市らしい読みきかせを見せてくれました。

 由布➀   由布②

 ※読みきかせに使用している本
  ・写真左:レミー・シャーリップ/作『よかったねネッドくん』(偕成社)
  ・写真右:マイク・セイラー/作、ロバート・グロスマン/絵『ぼちぼちいこか』(偕成社)

 

 

【午後の部】 岡田淳先生講演会  13:00~14:20 

 演題 「物語と出会う、物語をつくる」

 『びりっかすの神様』、『二分間の冒険』など世代を越えて愛される作品を生み出してきた児童文学作家
 の岡田淳先生に、ご自身の読書体験や作家としてのお仕事のことをお話いただきました。
 講演会の中では、先生が物語をつくられる際に描かれた登場人物の家の詳細なスケッチなど、
 貴重な資料をたくさん見せていただきました。
  

 講演後の質問コーナーでは「どうやったら作家になれますか?」、「これまで書いてきた本の中で一番
   好きな話は何ですか?」など、子ども達からたくさんの質問が飛び交いました。

   講演会1        講演会②