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大分県職員の待遇、勤務条件、研修制度、福利厚生について紹介します。
新採用職員は、主事、技師、研究員などとして、本庁各課や、振興局、県税事務所、保健所、土木事務所などの地方機関に配属されます。
※事務職(行政・一般事務)の配属先は、大分市と別府市内が全体の約76%(令和3年4月現在)
異動は、県職員としての基本を身に付け、幅広い職務経験を積んでもらうため、3~4年間程度で配置換え(異動)を行います。
昇任は、上位の職級へ任命されることを言います。行政職の場合、次のように進んでいきます。
職務の種類等に応じて、初任給は異なりますが、主な職種の初任給は次のとおりです。
初任給は、採用前の学歴や経歴に応じて加算されます。例えば、行政職(上級)の合格者で採用時の年齢が29歳、大学卒業後民間企業等における正規職員としての職務経験年数が7年の場合、月額223,800円です。ただし、個人ごとの職務経験等に応じて金額は異なります。
諸手当については、期末・勤勉手当(ボーナス)が6月、12月の年2回、計4.45か月分支給されるほか、扶養手当、住居手当、通勤手当などが支給されます。
給料表 | 試験の種類等 | 初任給 |
---|---|---|
行政職 | 上級(大学卒業程度) | 188,700円 |
中級(短大卒業程度) | 168,900円 | |
初級(高校卒業程度) | 154,900円 | |
公安職 | 警察官A(大学卒業) | 208,600円 |
警察官B(高校卒業) |
176,500円 |
原則として、勤務時間は月曜日から金曜日の8時30分から17時15分まで、休憩時間は12時から13時までです。完全週休2日制(休日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始)ですが、公務の運営上の事情により勤務日や勤務時間が異なる場合があります。また、育児や介護を行う職員などのための時差通勤により勤務時間が異なる場合もあります。
種 類 | 取得できる日数等 |
年次有給休暇 | 年間20日(4月採用の場合、12月までに15日取得可) |
夏期休暇 | 6月から9月までの間に5日 |
出産育児関係 | 以下のとおり |
(男性職員)
(女性職員)
■ キャリアアップ研修
30歳キャリアプラン研修のほか、中堅・係長級・課長補佐級・課長級の職員がそれぞれのキャリアプランに沿って自ら選択して受講できます。
各職場の日常業務を通じて、日々の仕事に必要な知識や技能を身に付けます。
国、他の地方公共団体、大学(院)等の教育機関、民間企業などへの派遣研修により専門的で幅広い知識や技能を身に付けます。
新規採用職員一人ひとりに、職場において指導にあたる新採用職員指導担当者を配置しています。
先輩職員がグループアドバイザーとなり、食事会などを通じて交流し職場外での自己啓発支援やプライベートの相談を受けるなど、職種や配属先の垣根を越えてサポートしています。
独身者用、単身者用、世帯用などの職員住宅が県内各地に設置されています。
全職員を対象とした毎年1回の定期健康診断と特定年齢での人間ドックを実施するほか、各種がん検診も受診できます。また、ストレスチェックや専門スタッフ等による健康相談も実施しています。
職員やその被扶養者が病気やけがをした場合は、地方職員共済組合や互助会から医療費の給付が受けられるほか、結婚、出産、子どもの入学、休業、災害などの場合にも給付を受けられます。
生活必需品の購入、住宅の購入、子どもの入学や修学、介護、療養、災害などで資金を必要とする場合に地方職員共済組合や互助会から貸付を受けられます。
スポーツ系、文化系の各種サークルがあります。
【スポーツ系】
野球・サッカー・ラグビー・バレーボール・テニス・バドミントン・バスケットボール・卓球・陸上競技・剣道など
【文化系】
吹奏楽団・混声合唱団など