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大分県豊後高田市蕗にある富貴寺の大堂は、平安時代後期(12世紀頃)の建築とされる、九州現存最古の木造建築物です。ここでは最新の技術を用い、大堂創建当初の壮麗な姿を再現しております。
富貴寺大堂は、宇佐神宮の大宮司である宇佐氏が、死後の極楽往生を祈願して建立しました。
この大堂は、本尊の阿弥陀如来坐像と、その後ろに描かれた極楽浄土壁画を拝観することで、この世にいながらにして極楽の世界が体験できるという造りになっています。このような建築を、「阿弥陀堂建築」といいます。