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熊野磨崖仏

印刷用ページを表示する掲載日:2011年1月28日更新

豊後高田市の山中に彫られた熊野磨崖仏のうち、大日如来像のレプリカを展示しております。

熊野磨崖仏(レプリカ)

熊野
磨崖仏とは、自然の崖や岩を直接彫り刻むことによって作られる仏像のことです。

大分県内には現在86ヶ所、総数400体以上の磨崖仏が存在します。
国東半島を中心とした県北部の磨崖仏と、大分市以南の県南部の磨崖仏とでは、規模や彫り方に違いがあります。

県北部には硬い石が多いため、磨崖仏は体の前面を浅く彫り出した、小型のものが多くなります。
一方県南部には柔らかい石が多いため、磨崖仏も木彫仏のようにほぼ全身が彫り出され、大型のものが多くなります。

熊野磨崖仏は、県北部を代表する磨崖仏で、県北の磨崖仏としては例外的に大型です。