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特集展で展示中!密教法具を紹介します。

印刷用ページを表示する掲載日:2022年3月11日更新

 大分県立埋蔵文化財センターでは、特集展「願成院愛染堂の秘宝2」を開催しています。その見どころの一部を紹介します。他にも、多くの優品が展示されていますので、是非お越しください。観覧は無料です。

●密教法具(江戸時代)

 密教法具は、密教の加持(かじ)・祈祷(きとう)で使う特別な仏具の総称です。展示の法具は小型から中型の金剛杵(こんごうしょ)3点と、それを乗せる金剛盤(こんごうばん)です。金剛杵は元々古代インドの武器で、煩悩を払うため密教に取り入れられました。現代を生きる人にとっても、多くの迷いがあり煩悩がありますが、昔の人も同じような経験をしたことを示す宝物ではないでしょうか?


  密教法具 金剛盤(こんごうばん)と金剛杵(こんごうしょ)