令和3年度 大分県教育センター 長期派遣研修生 研究報告書
印刷用ページを表示する掲載日:2022年3月18日更新
大分県教育センター
臼杵市立福良ケ丘小学校
教諭 竹林 芳法
「評価・改善する『情報活用能力』の育成」
【小学校ICT 活用】
平成29年告示の小学校学習指導要領において,情報活用能力は学習の基盤となる資質・能力とされている。本研究では,情報活用能力において重要な評価・改善する学習活動に着目する。対象学年に合わせて,振り返りを工夫したプログラミングの学習活動と地元の祭りをデジタルで表現する学習活動を通して,評価・改善する「情報活用能力」の向上を目指し,その効果を検討する。
「評価・改善する『情報活用能力』の育成」 [PDFファイル/2.43MB]
大分県教育センター
臼杵市立西中学校
教諭 中川 幸恵
「混成型テキストにおける初読の読み方と内容把握の関連」
【中学校国語】
PISAをはじめとした各種学力調査の結果から,混成型テキストの読解力に課題があることが指摘されている。本研究では,生徒が混成型テキストをどのように読んでいるのか,初読の読み進め方に注目した。初読において,文章と図表をどのように読んでいるのかという実態を調査し,読み進め方の違いがテキストの要旨の把握に影響を及ぼしているかどうかについて検討した。
「混成型テキストにおける初読の読み方と内容把握の関連」 [PDFファイル/945KB]
大分県教育センター
大分県立大分支援学校
教諭 畠山 絵里
「児童の気付きが生まれる知的障がい特別支援学校小学部の生活科の授業づくり」
【知的障がい特別支援学校小学部】
知的障がい特別支援学校小学部における生活科の授業に必要な要素について提案する。特別支援学校学習指導要領(平成29年告示)の生活科では,小学校生活科と同じく気付きの大切さについて述べている。本研究では,気付きを生み気付きの質を高める授業の要素として(1)具体的な活動の設定,(2)各活動直後の振り返りの設定,(3)気付きを促す教師の働きかけが重要と考え,(1)~(3)の効果について検証した。