学校保健計画の作成について
学校保健安全法第5条(昭和33 年法律第56 号)において、「学校においては、児童生徒等及び職員の心身の健康の保持増進を図るため、児童生徒等及び職員の健康診断、環境衛生検査、児童生徒等に対する指導その他保健に関する事項について計画を策定し、これを実施しなければならない」と規定されています。
学校における保健管理と保健教育、学校保健委員会などの組織活動など、学校保健活動の年間を見通した総合的な基本計画となるよう作成することが大切です。
学校保健計画作成上の注意点
- 児童生徒や地域の実態、学校種別、規模等に即して自校の実情にあった計画を作成する。
- 収集した情報を活用して、学校の実態に即した適切な計画にする。
- 学校の教育方針、諸行事を考慮して、実施の重点事項を精選し、有機的な関連をもたせる。
- 保健管理と保健教育の関連を明確にしておく。
- 学校内関係者の一方的な計画にならないように、設置者はもちろん各関係機関との連絡・調整を図る。
- 関係教職員の理解を深めるとともに、責任分担を明確にする。
- 家庭や地域社会の保健活動との連携を図る。
学校保健計画例
以下のファイルをダウンロードし、作成する際の参考としてください。
出典 「保健主事のための実務ハンドブック-令和2年度改訂-」(日本学校保健会)