平成24年 大分県教育10大ニュース
平成24年12月27日
大分県教育庁教育改革・企画課
1.高校生があらゆる分野で大活躍!
就職に進学に、文化やスポーツなどに、高校生の若い力が躍動し県民に元気と活力を届けてくれました。
就職内定率98.7%は九州第1位(平成23年度)
運動部活動の活躍
- 東九州龍谷高校女子バレー部.優勝:全日本バレーボール高校選手権大会(1月)
- 別府商業高校.江藤里佳子.優勝:全国高校選抜自転車競技大会(3月)
- 杵築高校.赤松哲郎.優勝:ウェイトリフティング(インターハイ)
- 杵築高校.岩永修平.優勝:柔道(インターハイ)
- 高田高校.隈井未来子.優勝:カヌー(インターハイ)
- 大分高校.森田れい子.優勝:剣道(インターハイ)
- 別府鶴見丘高校 成松由加里.優勝:新体操(インターハイ)
文化部活動の活躍
- 大分上野丘高校化学部:最優秀賞
- 大分舞鶴高校科学部生物班:最優秀賞
- 大分東明高校バトントワリング部:講評者特別賞、グッドパレード賞
農業クラブ・工業クラブ等の活躍
第63回日本学校農業クラブ全国大会(10月)
- 日田林工高校林産クラブ.プロジェクト発表部門:優秀賞
第10回全国和牛能力共進会 和牛審査競技会高校生の部(10月)
- 珠農業高校.若杉将太郎:優秀賞
第22回全国ロボット競技大会(11月)
- 鶴崎工業高校.姫九六位18:準優勝
第20回高校生ロボット相撲全国大会(11月)
- 国東高校.大平隼平.川野順也:第3位
- 津久見高校:経済産業大臣賞
第12回高校生ものづくりコンテスト(11月)
- 鶴崎工業高校.須川滉道.自動車整備部門:準優勝
- 鶴崎工業高校.廣戸誠也.電子回路組立部門:第3位
2.向上!大分っ子の学力・体力
「全国学力・学習状況調査」(小6・中3対象)において、小学校算数(基礎)の正答率が全国9位に躍進。中学国語・理科でも全国平均を超えるなど、学力向上対策の成果が現れ始めました。(8月)
- 学力向上支援教員(72名)による「1時間完結型」授業の広がり
- つまづきの早期解消を図る学力向上ステップアップ講座(夏休みの補充学習)の実施
- 算数問題データベースの活用による家庭学習や補充学習の充実
「体力・運動能力等調査」でも前年度より、全年齢で上昇しました。(12月)
- 男女別、年齢別すべての項目において、前年度より体力合計点が上昇
- 体育専科教員活用校では、95%の項目で全国平均以上
3.第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」天皇杯順位10位台の奪還
昨年の第66回国民体育大会においてわずかな差で10位台を逃した悔しさを胸に強い絆で結束した「チーム大分」は、最後まで決して諦めることのない粘り強い戦いを展開し、天皇杯得点955点を獲得、天皇杯順位第19位と、目標の「10位台」を見事に達成しました。
4.「芯の通った学校組織」の推進を開始
「学校の組織的課題解決力向上について(提言)」を受け、11月26日に「目標達成に向けて組織的に取り組む『芯の通った学校組織』推進プラン」を策定し、各学校における「運営委員会」設置の推進など、推進プランの第1フェーズ(平成24年度)の取組を進めました。(重点期間:平成24年度~26年度)
5.平成25年度北部九州インターハイの開催までいよいよ300日を切る
大分市のガレリア竹町ドーム広場において、全国高等学校総合体育大会のカウントダウンイベントを開催しました。(10月)
- 県実行委員会会長広瀬県知事らによるカウントダウンボードの除幕
- 今年度開催した北信越5県の高校生から「友情の花」(花の種)の伝達
- 吹奏楽、ダンス、リズムなぎなた等、県内高校生による溌剌としたアトラクションでイベントを盛り上げ、大会をPR
6.県立図書館入館者数1千万人突破!さらにサービスも充実
平成7年2月の開館以来の入館者数が1千万人を突破しました。(12月)
年間貸出冊数が都道府県立図書館全国3位(平成23年度実績)を記録するなど県立図書館の充実が着々と進んでいます。
- 更なるサービスの向上を目指すため、これまで休館日としていた月曜日のうち、第2、第4月曜日を開館日に(4月)
- 新館開館以来の個人貸出冊数が1,700万冊に到達(7月)
7.いじめ対策の取組を徹底へ
全国的にいじめ問題が社会現象となるなか、大分県でも解消に向けての取組を進めました。
- 大津市のいじめ事件を受けて、教育長メッセージ「いじめ対策の取組徹底について」を表明(7月)
- 定例教育委員会にて、いじめ対応策の取組方針を打ち出す(7月)
- いじめ対策研修会を開催し、全県から約500名の生徒指導担当教員が参加(8月)
8. 第二次大分県特別支援教育推進計画の骨子を決定
- 小中学校の特別支援学級を385学級から433学級に増設(4月)
- 中津地区特別支援学校の新設及び日出、由布、佐伯、竹田の各支援学校高等部の新設を決定(8月)
- 中津地区特別支援学校の校名が「大分県立中津支援学校」に決定(10月)
9.学校の設備・環境を更に充実
学校におけるICTの利活用進む
- 先生の授業設計に沿ったICT活用授業資料やコンテンツの作成及びカリキュラムづくりを支援する「ICT授業カリキュラム支援員」の県内小中学校への派遣を開始(9月)
- 産学官(大分県、佐伯市、東京大学、民間)連携によるICT利活用実践研究が佐伯市立東小学校、西浦小学校で始まる(10月)
公立学校の耐震化対策進む
(県立学校)
- すべての耐震化工事完了(3月)
- 非構造部材の耐震化対策に取り組み、すべての県立学校で目視による点検終了(7月)
(公立小中学校)
- 耐震化率79.0%となり、対前年比4.9%の増
- 27年度の耐震化完了予定に向けて対策急ピッチで進む
九州北部豪雨により竹田支援学校など多くの公立学校が被災、復旧進む(7月)
(被災校数)
- 県立学校:4校(高等学校3校、支援学校1校)
- 市立学校:8校(小学校4校、中学校4校)
(復旧状況)
- すべての学校で通常どおり2学期開始(9月)
- 小学校4校、中学校2校、県立学校2校が復旧(10月)
10.地域で防災意識高揚に向けての行事を開催
地域防災キャンプの実施(8月)
・東日本大震災を受け、各地域で想定される災害や被災時の対応等の理解、学校等を避難所とした生活体験などを実践する防災キャンプが佐伯市鶴見地区で開催。佐伯市立松浦小学校及び鶴見中学校の児童、生徒、教職員、保護者及び地域住民91名が参加
「おおいた教育の日」推進大会が「防災教育」をテーマに佐伯市で開催(11月)
・佐伯文化会館で、県民、学校関係者等約900名が参加し、「防災教育がつなぐ学校と地域の絆」をテーマとして、東日本大震災での地元の取組や地域防災キャンプの実践発表等を実施