国語科の授業改善の参考となる取組 第1回中学生ビブリオバトル大分県大会
印刷用ページを表示する掲載日:2016年10月24日更新
平成28年10月23日日曜日に第1回中学生ビブリオバトル大分県大会が行われました。ビブリオバトルとは、参加者がそれぞれお薦めの1冊を持ち寄り、5分間で本の紹介をし合うコミュニケーションゲームです。
本大会は、不読者が多い中学生の読書活動を活性化するとともに、子どもの読書関係者の意識向上を図ることを目的としていますが、日々の国語科の授業改善のヒントともなりえます。
ビブリオバトルのルールは
- 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
- 順番に一人5分間で本を紹介する。
- それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
- すべての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。
(「知的書評合戦ビブリオバトル公式ウェブサイト」より)
というものですが、国語科でこれを行う際には、読む力だけでなく、話す力、聞く力、書く力を付ける活動を意図的に組むことが可能です。
付けたい力を焦点化した上で、各地域や学校で、ビブリオバトルを開催してみてはいかがでしょうか。
決勝に残った4名、左から牧千晴さん(向陽中学校)、衛藤梓乃さん(大分大附属中学校)、山野内初音さん(佐伯市立鶴谷中学校)、山田詩音さん(豊後大野市立朝地中学校)