〔9〕卒業後の状況調査(高等学校)


(1)  卒業者数は13,451人(男子6,787人、女子6,664人)で、前年より363人減少している。進路別内訳をみると、大学等進学者5,613人(41.7%)、専修学校(専 門課程)進学者2,649人(19.7%)、専修学校(一般課程)等入学者800人(5.9 %)、公共職業能力開発施設等入学者92人(0.7%)、就職者3,322人(24.7%)、 一時的な仕事に就いた者195人(1.4%)、その他780人(5.8%)となっている。





(2)

 大学等進学者数は5,613人(男子2,582人、女子3,031人)で、前年より75人減少している。進路区分別にみると、大学学部4,178人(男子2,374人、女子1,804人)、短期大学本科1,324人(男子168人、女子1,156人)、大学・短期大学の通信 教育部12人(男子9人、女子3人)、大学・短期大学の別科1人(男子1人)、高等学校の専攻科98人(男子30人、女子68人)となっている。
 また、大学学部へ入学志願をした者は4,920人(男子2,829人、女子2,091人)、短期大学本科へ入学志願した者は1,390人(男子179人、女子1,211人)となっている。
 大学等進学率は41.7%(男子38.0%、女子45.5%)で、前年より0.5ポイント上昇している。
 なお、大学等進学率の全国平均は45.3%(男子43.6%、女子47.1%)で、大分県は九州第2位、全国第29位の進学率となっている。

   
(3)

 就職者総数は3,400人(男子1,998人、女子1,402人)で、前年より121人減少している。進学者及び入学者のうち就職している者は78人となっている。
 就職率は25.3%(男子29.4%、女子21.0%)で、前年より0.2ポイント低下している。なお、就職率の全国平均は16.9%(男子19.1%、女子14.7%)で、前年より0.3ポイント上昇している。
 就職率を学科別にみると、農業科、水産科は60%台、工業科は50%台、家庭科、 商業科は40%台、総合学科、看護科は30%台となっている。就職者総数のうち県内に就職した者は2,584人で、前年より155人減少している。県内就職率は76.0%で、前年より1.8ポイント低下している。






 
(4)

 就職者総数を職業別にみると、生産工程・労務作業者が1,449人(42.6%)で最も多くなっている。

 



(5)    

 就職者総数を産業別にみると、製造業1,070人(31.5%)、サービス業610人(17.9%)、卸売・小売業372人(10.9%)の順となっている。
 県内就職者2,584人(男子1,402人、女子1,182人)を産業別にみると、製造業が744人(28.8%)と最も多く、以下サービス業506人(19.6%)、卸売・小売業302人(11.7%)の順となっている。
 県外就職者816人(男子596人、女子220人)を就職先都道府県別にみると、第1位が福岡県で237人(29.0%)、次いで東京都107人(13.1%)、愛知県98人(12.0%)、大阪府89人(10.9%)の順となっている。




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