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県政ふれあいトーク
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杵築市山香町
2008年3月19日
 

機械の共同購入や事業拡大で成果
農事組合法人 こめ・こめくらぶ

 
テーマ 豊かな生活を支える力強い産業づくり
訪問先 農事組合法人 こめ・こめくらぶ
会場
福林地区公民館
 杵築市山香町で農業者5人で法人化し機械の共同購入や事業の拡大で成果をあげている「こめ・こめくらぶ」の皆さんと懇談しました。
  農業組合法人「こめ・こめくらぶ」は、平成18年2月に設立され、40代から50代の農業者により構成されています。主に水稲・大豆・麦を生産し、麦は、中野酒造の焼酎「十王」の原材料として供給しています。
  当初は、福林地区全体での集落営農の取組も検討されましたが、有志により組織化することとなりました。機械の共同購入と事業規模の拡大により生産コストを低減させるなど成果をあげています。
  また、昨年11月に、地権者47名により、農地保全を目的とした「福林地区農用地改善組合」も設立され、その担い手として「こめ・こめくらぶ」の活動が期待されています。
 訪問当日は、雨の中、吉岡代表をはじめ組合員の皆さんにお集まりいただきました。法人組織の運営や今後の取組、問題等についてお話を伺いました。
 懇談では、次のような要望や意見が寄せられました。
法人化したが資金繰りがたいへんだ。
品目横断的政策に係る補助金算定の仕方に疑問がある。この算定方法を改善してほしい。
農業の補助金の出るのが遅い。今の農業は金がないとできない。青空市場も開きたいと思う。
後継者不足が心配だ。
農林環境税をつくり農業振興に当ててはどうか。
山香農業高校を存続させてほしい。
 
杵築市大田村
2008年3月19日
 

交通死亡事故ゼロを22年守り続けた
大田地域安全連絡協議会と
大分県交通安全協会杵築支部大田分会

 
テーマ 人・水・緑が輝く環境づくり
訪問先
大田地域安全連絡協議会と大分県交通安全協会杵築支部大田分会
会場
白髭田原神社
 杵築市大田村で交通安全を願い、手づくりの看板等設置により事故抑止活動を続けている大田地域安全連絡協議会と大分県交通安全協会杵築支部大田分会の皆さんと懇談しました。
  県下では、交通死亡事故者はここ数年60人前後の推移となっていますが、10年前までは100名を超す貴い命が失なわれていました。こうした中、大田地域では、昭和55年12月から平成18年8月までの22年もの間、交通死亡事故ゼロの大記録を打ち立てています。
 これは、地区の方々の努力はもとより、大田地域安全連絡協議会と大分県交通安全協会杵築支部大田分会との連携による方言での看板の設置等の交通事故ゼロを強く願う活動が大きな役割を果たしています。
  また、その功績により、平成19年度大分県交通安全大会で、交通安全功労団体として大分県交通安全推進協議会長(知事)表彰されています。
 訪問当日は、雨の中、どぶろく祭りで有名な白髭田原神社に田邉会長はじめ会員のみなさんにお集まりいただき、日頃の活動や生活のことについてお話を伺いました。
 懇談では次のような意見・要望が寄せられました。
ドライバーの運転マナーが悪い。
飲酒運転撲滅の活動も行っている。
山香農業高校を存続させてほしい。
県立図書館の本の無料配布はおかしい。
チシャノ木峠にトンネルを整備してほしい。
農地の荒廃が進んでいる。生産者が意欲をもてる積極的な農政を行ってほしい。
高齢者が安心して暮らせる集落づくりを行政の力で進めてほしい。
市町村合併して杵築市の遠慮がちになっている。
周辺部対策事業には子育て支援も含まれるか。
周辺部対策事業の査定が厳しい。
しいたけが豊作だ。
 
国東市国見町
2008年3月19日
 

食べた人が本当に喜んでくれる蜜柑を
温故蜜柑農園

 
テーマ 豊かな生活を支える力強い産業づくり
訪問先
温故蜜柑農園
会場 温故蜜柑農園(国東町国見町竹田津)
 国東市国見町竹田津のミカン園で、昔懐かしい甘くて酸っぱいミカンを路地栽培している温故蜜柑農園を訪れました。
 温故蜜柑農園は、山肌にある5ヘクタールの農園で、大学卒業後就農した岸田和章さんがほぼ一人で切り盛りし、温州みかんを年間25トンとカボス、ハルミを生産しています。
 ミカンの味の秘密は、「木にストレスを与えること」にあり、マルチを敷き、また、摘果を抑え実を多めに残しています。手を抜き収穫に大きな影響受けた体験から、日々、ミカン栽培に手を掛けることとしているそうです。
 ミカンは、「温故蜜柑」のブランド名で、宅配での販売を主としていますが、近年の「安全・安心」意識の高まりやこだわりの商品づくりが求められる中、一昨年から東京の高級スーパーでも販売を始め、好評を得ています。
 当日は、岸田さんから概要説明を受けた後、激励しました。

 
国東市国東町
2008年3月19日
 

国東の活性化にむけて活動開始
くにさきに生きるbe・e(ビー)の会

 
テーマ 交流で広がる活気あふれる地域づくり
訪問先
くにさきに生きるbe・eの会
会場
アストくにさき(国東市国東町鶴川)
 国東市で、活動を始めた女性の地域づくりグループ「くにさきに生きるbe・eの会」の皆さんと、市内の「宇佐神宮と国東半島を世界遺産にする会」の皆さんと懇談しました。
  国東市は、六郷満山文化を擁し、かっては観光面で脚光を浴びた時期もありましたが活動が大きく育たず、他の地域と同様人口は減少し過疎・高齢化が進んでいます。
  こうした中、「女性たちの元気で地域を活性化しよう」と元弥生のムラ館長の金田さんを中心に今月16日に「くにさきに生きるbe・eの会」を立ち上げました。発会後、講演会やディスカッションを開催するなど地域づくりにむけた活動を始めており、今後の活動が期待されています。
  また、金田会長が副会長を務める「宇佐神宮と国東半島を世界遺産にする会」は、昨年12月に文化庁へ「世界遺産暫定リストへの追加登録申請書」を再提出するなど着実に前進し、国東半島の地域づくりにむけた活動を進めています。
 訪問当日は、小雨の中、金田会長はじめ会員の皆さんにお集まりいただき、活動状況や、日頃の生活での問題点などお話を伺いました。
 懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
会員それぞれの活動を紹介する。
国体の時期に九石ドームで国東半島の写真展を開きたい。応援してほしい。
子育てネットワーク事業に支援をしてほしい。
国東半島に移り住んできた工芸家を支援してほしい。
高齢者のグループホームのサービスに格差がある。県の指導をお願い したい。
プレ国体に参加した選手から食事の苦情が聞かれた。
世界遺産登録に係る行政の文化財管理計画を実行してほしい。
子どもたちがわかる偉人の読み物をつくってもらいたい。
各市に1校ずつ拠点校を配置してほしい。
高校生のリーダー育成事業が中止されて残念だ。
産婦人科がなくなり将来が心配だ。
継続した文化財保護活動を展開してほしい。