本文
大気環境中の放射性物質に関する測定結果について
大分県の監視体制について
大分県では、5箇所にモニタリングポストを設置して大気環境中の空間放射線量率(放射線量)を24時間連続で測定しています。
測定可能範囲:バックグラウンド~概ね10μGy/h
衛生環境研究センター(大分市) 大分市立佐賀関小学校(大分市) 大分県立国東高等学校(国東市)
大分県立佐伯豊南高等学校(佐伯市) 大分県日田総合庁舎(日田市)
設置地域 | 施設名 | 所在地 | 高さ |
---|---|---|---|
大分市 | 衛生環境研究センター | 大分市高江西2丁目8番 | 14.3m |
大分市 | 大分市立佐賀関小学校 | 大分市大字佐賀関 1104番地 | 1.0m |
国東市 | 大分県立国東高等学校 | 国東市国東町鶴川 1974 | 1.0m |
佐伯市 | 大分県立佐伯豊南高等学校 | 佐伯市鶴望 2851-1 | 1.0m |
日田市 | 大分県日田総合庁舎 | 日田市城町 1-1-10 | 1.0m |
平成26年度から年に4回、モニタリングポストが設置されていない市町村において、地上1mでの空間放射線量率の測定を開始しました。
3過去(直近の4回分)の測定結果は、下記のとおりです。
測定結果の単位:マイクロシーベルト/時
市町村 |
測定場所 | 測定日 | 測定結果 | 測定日 | 測定結果 | 測定日 | 測定結果 | 測定日 | 測定結果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
別府市 |
別府総合庁舎 駐車場 |
令和6年2月16日 | 0.060 | 令和6年5月23日 | 0.060 | 令和6年8月22日 | 0.067 | 令和6年11月19日 | 0.071 |
中津市 |
北部保健所 |
令和6年2月13日 | 0.064 | 令和6年5月28日 | 0.064 | 令和6年8月20日 | 0.060 |
令和6年11月21日 |
0.054 |
臼杵市 |
中部保健所 |
令和6年3月1日 | 0.075 | 令和6年5月30日 |
0.069 |
令和6年8月20日 | 0.052 | 令和6年11月29日 |
0.050 |
津久見市 |
津久見市役所 |
令和6年3月1日 | 0.050 | 令和6年5月23日 | 0.054 | 令和6年8月21日 | 0.067 | 令和6年11月19日 | 0.069 |
竹田市 |
竹田市役所 |
令和6年2月27日 | 0.059 | 令和6年5月20日 | 0.066 | 令和6年8月22日 | 0.068 | 令和6年11月21日 | 0.062 |
豊後高田市 |
豊後高田市消防本部 |
令和6年2月16日 | 0.050 | 令和6年6月3日 | 0.056 | 令和6年9月3日 | 0.054 | 令和6年11月27日 | 0.050 |
杵築市 |
杵築市役所 |
令和6年2月16日 | 0.058 | 令和6年5月23日 | 0.056 | 令和6年8月22日 | 0.071 | 令和6年11月19日 | 0.056 |
宇佐市 |
宇佐市役所 |
令和6年2月14日 | 0.054 | 令和6年5月28日 | 0.062 | 令和6年8月20日 | 0.052 | 令和6年11月21日 | 0.050 |
豊後大野市 |
豊肥保健所 |
令和6年2月27日 | 0.047 | 令和6年5月20日 | 0.052 | 令和6年8月22日 | 0.050 | 令和6年11月21日 | 0.056 |
由布市 |
由布市役所湯布院庁舎 |
令和6年2月28日 |
0.060 |
令和6年5月30日 | 0.064 | 令和6年9月4日 | 0.054 | 令和6年11月28日 | 0.060 |
姫島村 |
姫島港 |
令和6年2月27日 | 0.056 | 令和6年5月31日 | 0.054 | 令和6年9月3日 | 0.044 | 令和6年12月4日 | 0.042 |
日出町 |
日出町役場 |
令和6年2月16日 | 0.058 | 令和6年5月23日 | 0.060 | 令和6年8月22日 | 0.058 | 令和6年11月19日 | 0.058 |
九重町 |
九重町役場 |
令和6年3月1日 | 0.059 | 令和6年5月29日 | 0.063 | 令和6年8月27日 | 0.063 | 令和6年11月19日 | 0.061 |
玖珠町 |
玖珠町役場 |
令和6年3月1日 | 0.057 | 令和6年5月29日 | 0.073 | 令和6年8月27日 | 0.057 |
令和6年11月19日 |
0.049 |
大分県の空間放射線量率(放射線量):
おおむね0.030~0.110(マイクロシーベルト/時)の範囲
空間放射線量率(放射線量)の変動について
環境中の空間放射線量率(放射線量)は、変動しています。変動する主な原因は、以下のとおりです。
- 空間放射線量率(放射線量)の上昇
雨が降ったり、雪が降ったりすると、大気中に浮遊している放射性物質が雨や雪にとりこまれて地表に降下してくるため、空間放射線量率(放射線量)が一時的に上昇します。 - 空間放射線量率(放射線量)の下降
雪が積もっていると、雪によって大地からの放射線が遮られるため、空間放射線量(放射線量)が一時的に下降します。
環境試料中の放射性物質の測定結果について
環境放射能水準調査で実施している調査結果については、下記のページで確認できます。
令和4年度 大気環境、水環境、ダイオキシン類、自動車騒音及び環境放射能水準調査結果をお知らせします。
調査項目 |
---|
大気降下物(地上に降ってきた雨やちり) 大気浮遊じん(大気中に浮遊しているちりやほこり) 水道水、牛乳、精米、野菜、土壌 |
全国の測定値
原子力規制委員会が、全国の測定値を公開しています。
詳細は、下記リンク先をご覧ください。
過去の調査結果について
国や各都道府県が実施した過去の調査結果については、以下の日本分析センターのホームページのデータベース(外部サイト)で検索できます。
放射線に関する基礎的な情報について
日常生活で被ばくする放射線の量については、資源エネルギー庁「原子力2002」をもとに文部科学省が作成したパンフレットがありますので、ご覧ください。
また、放射線に関する基礎的な知識については、以下の大分県衛生環境研究センターのホームページ及び国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(外部サイト)のホームページに詳しく記載されていますので、ご覧ください。