中学生・高校生と保護者の方へ少年課からのメッセージ 自画撮り被害急増中!
印刷用ページを表示する 更新日:2018年7月9日更新
中学生・高校生と保護者の方へ
~少年課からのメッセージ~
「自画撮り」被害急増中!
インターネットが私たちの生活に浸透する中、コミュニティサイトの利用をきっかけに児童買春や児童ポルノ等の犯罪被害に遭う中学生・高校生が増加しています。
特に、子供たちが自分の裸を携帯電話機のカメラ機能で撮影して、相手に送信するという「自画撮り」の被害が増加傾向にあります。
「自画撮り」被害とは
知らない相手とやりとりをしているうちに、学校のことや個人情報を教え、それをきっかけに相手から、脅迫されたり、騙されたりして、自分の裸の画像を携帯電話機で撮影(「自画撮り」)して、相手に送ってしまう被害のことです。
画像がインターネット上に流出すると不特定多数の人に繰り返しコピーされ、すべての写真を回収(削除)することは、ほぼ不可能です。
児童の裸の画像を保存したり、画像を送るように要求したら・・・、児童買春・児童ポルノ禁止法違反として検挙・補導される可能性があります。
犯罪被害から身を守る3つの約束
(1) 書き込まない
異性との出会いを求める書き込みや、援助交際を求める書き込みは絶対しない。
(2) 掲載しない、教えない
自分の名前、学校名、住所などの個人情報や、自分、友達の画像を安易に載せない。教えない。
(3) 会わない
ネットで知り合った人とは会わない。
保護者の方へお願い
保護者の皆さんは、SNSに潜む危険性を理解し、「フィルタリング」を利用して通話の相手方を限定するなど、子供の利用状況に沿った被害防止対策を講じ、子供たちがネット利用による被害に遭わないよう注意してください。
なお、被害に遭った子供たちの保護者の多くがフィルタリングなどに関心がないという統計が出ています