春まだ浅い後藤家。こんもりとした茅葺き屋根が、日だまりの中に浮かんだ。谷を隔てた鎧ヶ岳の稜線は、あたかもこの家の前庭のよう。海抜800メートルの野津原町杵ヶ原。後藤家は、いまから200年前(江戸中期)に建てられた小庄屋屋敷。土間沿いの一間幅の板間、座敷の格子窓、広間の蔀戸(しとみ(上半分を内側に引き上げる建具))と、この地方の古い形式がそのままに残されている。
場所:野津原町
食・施設・建物・文化・史跡
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